投資信託の種類

信託銀行が運用会社と信託契約を結ぶことによって組成される投資信託のことを「契約型」と呼びます。又、投資法人を設立し組成される投資信託のことは「会社型」と呼ばれます。

投資信託は、投資期間や方法で分類するならば、追加（オープン）型と単位（クローズ）型に分かれます。
追加型は投資信託の運用期間中はいつでも購入できます。単位型は投資信託が始まる前の募集時のみ、応募・購入できるものをいいます。

投資信託は、投資対象で分類するならば、株式型と公社債型に分かれます。
株式型投資信託の場合、一般的な株取引と同様に、税率は一律10％までとなり、損益は通算ができます。一方、公社債型の場合、税率は一律20％であり、損益の通算はできません。同様に損失の繰越もできません。

そして、投資信託を投資スタンスで分類するならば、保守的なパッシブ型、積極的なアクティブ型、絶対収益追求型の三つに分けることができます。
パッシブ投資は特定のベンチマーク（主に日経平均やＴＯＰＩＸ）と同程度の成果を目的とするもので、これらベンチマークと連動させることから、インデックス型と呼ばれることもあります。アクティブ型はベンチマーク以上の成果を狙うものものです。絶対利益追求型は、ベンチマークをおかずに、市場の動向に関わらずプラスの成果をだすことを求めるものとなります。