5位 野村證券 JPMザジャパン

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運用成績 6/20 得点56
預かり資産 20/20
運用年数 20/20
投資手法 5/20
話題性 5/20
運用期間 資産総額 騰落率(3ヶ月) 騰落率(1年)
15年 2,465,1億円 34.5 130.3
評価コメント

野村からJPモルガンのファンドオブファンズ。日本株への投資がメインで、独自の分析で日本株の中より優れた銘柄選択を行うため、インデックスの浮き沈みに左右されないのが特徴。最近は日本株式の流動性の高さから、再び人気を集めているようである。
長期に渡り安定しているとはいえるが、手数料が高めなので、そのあたりをしっかり計算した上で、購入を考えたほうが良いかと思われる。

 

その高い手数料として気になるのが、信託報酬。

 

純資産総額に対して1.836%(税抜1.70%)は国内株式アクティブ型投資信託ではかなり高い部類に入る。国内株式インデックス型の信託報酬は、0.4〜0.6%が主流で、アクティブ型になっても1%くらいの信託報酬に抑えているものもあり、多くは1%半ばくらいで納まっている。
1.836%という信託報酬は、長期投資として考える場合はしっかり検討しなければならない条件の一つだと思われる。

 

確かに3年、5年、10年の各運用期間でいずれもTOPXを上回ったファンドパフォーマンスを叩きだしており、良好なトラックレコードは信頼に値するという見方もできる。

 

しかし、トラックレコードが良くてもその後のパフォーマンスを保証するわけではないので、こういったコスト面の配慮を行うことはリスク管理の基本となることなので、それだけのコストをかけても保有に値するのかを判断するべきだ。

 

一方で、このファンドは投資アイディアを発掘し、個別銘柄に落とし込む作業が迅速且つ高い精度で行われることに定評がある。優秀なファンドマネージャーのチームワークを活かした手法を取り入れているのがその要因だ。

 

つまり、経済のテーマの移り変わりに強い運用手法を採用しているのが特徴と言える。
よって、今後の投資テーマが頻繁に変わっていくという見通しを持っているのか、それとも今の環境はしばらく続いていくと思っているかによっても、このファンドの評価は大きく変わってこよう。
前者の考えであれば、高い信託報酬の支払いも補うだけの優位性を持ったファンドであることは、過去のパフォーマンスにおいてではあるが、確認することはできる。

 

日本は今後、消費税の増税も控えている中で、同時に円安メリットを享受し始めている状況であることからも見通しは分かれるところがある。
自らの投資を考える際は、経済見通しをはっきりさせてから選んでいく必要があるファンドだろう。

 

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ベスト投資信託・ファンド5選 ------------------------------------------------------------------------------
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運用先は国内株式。独自の分析と緻密な戦略により高いリターンを狙う。ファンドマネージャーは東大出身で外資系投資銀行での就労経験も持つ。ファンドは四半期毎にレポートも出しているので、投資信託に近く分かり易い。
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99年以降、安定した運用が特徴。アベノミクス以降、日本株の流動性が高いため注目を集めている。
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