購入のタイミングと積み立て

投資信託も基準価額がある限り(価格が変動する性質であるかぎり)安く購入し、高く売ることができれば最も大きな利益になります
いつが上がっていつが下がるかの予測は非常に難しいです。

 

今が最高のタイミングなのかどうかというのは最後までわからなので、今と思ったときに買うしかないでしょう。

 

そのかわり購入する時期を分散して、リスク分散させることは大事です。

 

購入のタイミングそのものを何度か分けることにより、リスクコントロールをしていきましょう。
リスクを少しでも軽減するために、購入回数を複数回に分ける方法が考えられます。「ドル・コスト平均法」と呼ばれる投資テクニックです。

 

「ドル・コスト平均法」とは、価格の変動する金融商品を定期的に継続して一定の金額を投資していく投資法です。
価格が高い時には買う数は少なく、逆に価格が安い時には多く買います。複数回に分けて購入することで、買付コストを平均化します。

 

ただし、投資信託は価格が変動する金融商品で元本保証はありませんから、積立後のことも考える必要があります。
投資信託の積立を始めるタイミングは、「長期で上昇が期待できる投資信託を見つけて投資してみたい」と思った時で良いでしょう。

 

なお、一定額を達成したらいずれは積立を止めて売却するでしょうから、投資信託の基準価額の動きを時々確認する必要があります。

 

 

含み益が出ている時は、投資信託が値上がりしている時です。積立をやめるタイミングは、含み益が出ている時に売却できるように積立をやめることが基本です。含み損が出ている時は、投資信託が値下がりしていることに他なりません。投資信託の下落が一時的か、長期的かを考えましょう。

 

短期的な下落であればまた上昇する可能性もありますが、長期的な下落であれば上昇する望みも少なくなります。含み損を拡大させないことが重要ですから、早々に積立をやめることも一つの策です。投資信託の場合、銀行の自動積立とは異なり、積み立てればいいというものではありません。
その投資信託を売却した時に利益を手に入れることができて、初めてその積立は成功だったと言えるのです。長期で上昇が期待できる投資信託を選ぶことが、 投資信託の積立を成功させるポイントになるでしょう。

 

長期的に投資を考えていく際のポイントは、日々の値動きに一喜一憂することなく、経済の動向にも目を向けることです。

 

多くの初心者投資家は、長期でリターンを得ようと投資をしたはずなのに、少し投資信託の基準価格が上下しただけで、考えを変えてしまう方が多くいます。

 

ドル・コスト平均法を使った時間分散投資は、長らく有効とされてきた投資手法ですが、一貫した考えの下で冷静に判断して行う必要のある投資手法です。

 

投資信託の買い付けを行ってから1週間や1ヶ月で、考えを大きく変えてしまっては続けることはできませんし、利益を上げることも難しくなります。

 

従って、買い付けの際は、見通しをどのように捉えているのかをよりはっきりさせておき、買い付け後にどのような基準価格の変動があれば、投資方針を変更していくのかを事前にある程度決めておき、日々の価格変動で冷静さを失わずに、しっかりとした判断ができるように準備をしておきましょう。

 

あくまで長期投資を決めてから買い付けたのなら、余程の事が起こらない限り1週間や1ヶ月の変動幅で過度に心配したり、喜んだりするべきではありません。
しかし、実際の自分のお金が増えたり減ったりしていることは事実で、冷静さを失う方は少なくないのが現実です。

 

それを防止するには、実際に自分の資産に影響する前である買い付けの検討段階で、イメージをしっかり固めておくことが大事になります。

 

世界経済はいくつもの「ショック」を経験してきていますが、その後にちゃんと回復を果たしています。

 

結果的には、長期投資をしていれば損はなかなかしないものですが、将来のことは誰にもわからないので、損失が増えていったりすると慌てるものです。
気持ちの面で投資に対する成果が変動する部分も大いにありますので、気を付けて頂きたいことです。

 

経済の見通しを大きく変更しなくてはならない事態にはメディアがかなり騒ぎだすので、日常生活を変えるようなほど情報収集に努めなくてはならないことはありません。
ゆっくり大きく育てて行くようなイメージで保有を考えるべきでしょう。

 

正し、上でも述べたように長期的な下落が考えられる際は、一度売却して損失を膨らませないことも重要となります。
メディアが騒ぐようなニュースが出た場合には、しっかりと情報を集め、撤退するための売却を検討する必要性がでることもありますので、注意しましょう。

 

 

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