投資信託ランキング 利回り・分配金で徹底比較


1. 概要

資産活用の一環として投資信託の活用をご検討のあなた、投資先ファンドはもう決められましたでしょうか?今回はそんなあなたのために、利回り・分配金による投資信託ファンドの徹底比較を行います。

2. ファンド評価の指標について

・インターネットでファンドのランキングについて検索を行うと、様々な指標によるランキングを見つけることができます。しかし、そもそもどのような指標によりファンドを評価すればよいのでしょうか。


【安全性・リスク評価】

投資信託を評価において重要になるのが安全性評価です。

純資産総額・・・投資信託のランキング指標としても一般的な、純資産総額は投資信託の規模を表す指標であり、ファンドに組み入れられる株式や債券などの時価総額を指します。この純資産総額が殆ど増えないファンドは資金が流出していると考えられるため、購入は避けた方が無難です。ただしあくまでも純資産総額は、その増減から運用の成否を想定するための指標と考えるべきであり、ランキングにより規模の大小を比較することはあまり意味がないと考えるべきでしょう。

騰落率・・・騰落率も投資信託の指標としてはよく使用されます。この騰落率は、一定期間中における基準価額の上昇・下落率を計算したもので運用実績の指標といえます。本指標を見る際にはあくまでも過去の実績値であることに注意する必要があります。なぜなら騰落率とは、あくまで過去の一時点での市場環境におけるものであり、その結果が将来の値上がりを保障するものではないからです。本指標は当該投資信託のリスクを評価する際の参考にする程度がよいでしょう。


【利益率】

また投資信託は、リターンを期待して購入するものでありその利益率も重要になります。その利益率を評価するための指標としては分配金利回りがあります。


分配金利回り

分配金とは、ファンドの基準価額の値上り益の一部を配分するものです。この分配金支払い額はファンドにより異なり、投資信託金額における分配金額の比率を分配金利回りという。
ただし、分配金利回りが高いということはファンドの収益を再投資でなく、分配に回しているということでもあるので、分配金利回りが高いファンドを選択することは短期保有の場合に特に有効な考え方であるといえる。

また利益率という点で考える場合には、信託報酬をチェックすることも忘れてはいけません。信託報酬とはファンドを保有している間日々差し引かれる手数料率ですので、分配金利回りの高さだけではなく、信託報酬ができるだけ低いファンドを選ぶことも重要です。



3. ランキング

投資信託のファンド選びにおいては、純資産総額、騰落率などを参考にその安全性を確認するとともに、分配金利回り・信託報酬を参考に利益率を評価するというのが一つのやり方です。
そこで、本章では2014年9月30日現在における分配金利回りランキングBest 5(分配金利回り)をご紹介します。


@ 高成長インド・中型株式ファンド(+36.36%)

ファンド・オブ・ファンズ(複数の投資信託への投資)方式により、インドの中型株式への投資を行うファンド。2009年から2011年にかけて大幅に純資産総額の値上がりが見られたものの2012年以降は停滞しています。インドの株価指数であるSENSEX指数がこの一年で30%近く値上がりするなど、高条件はそろっています。信託報酬は2.0294%と若干高めです。


A グローバル・ヘルスケア&バイオファンド(+32.15%)

世界主要先進国市場のヘルスケア・バイオ関連企業の株式を主要投資対象とするファンドです。2014年に入り純資産総額は上昇を続けています。信託報酬は2.376%と高めです。


B 楽天US リート・トリプルエンジン・レアル(+26.67%)

主に、米国リートETFやブラジルレアルのパフォーマンスを反映するユーロ円債に投資するファンドです。2012年以降純資産総額はなだらかに上昇を続けており、信託報酬は1.512%と若干割安です。本ファンドは毎月分配型のため、短期的利益が目的の方にお勧めです。


C JPMグローバル医療関連株式ファンド(+25.43%)

主に世界各国の医療関連株式に主に投資します。信託報酬は1.83%と標準的です。


D 世界インフラ関連高配当株式ブラジルレアル(+23.93%)

主要投資ファンドへの投資をつうじて、日本を含む世界各国のインフラ関連企業の株式に投資します。信託報酬は1.83%と標準的です。

いかがでしょうか。以上、投資信託ファンドの分配金利回りによるランキングでした。
ベスト投資信託・ファンド5選 ------------------------------------------------------------------------------
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