はじめに
ラオスやカンボジア、ベトナムなど新興国の定期預金の利息はどれぐらいかしっていますか?
一番過去のよい時からいいますと、2008年4月の5000万円以上の預け入れの方は特別プランで年率18.4%でした。現在でもカンボジアやラオスでは、ドル建てですが、8%から9%の利息が付きます。
日本もかつては銀行にさえ貯金預金しておけば、10%ほど金利がついた時代がありました。
資産運用について日本人の大多数が海外の先進国に比べ圧倒的に無知なのは、戦後のいざなみ景気時、銀行が高い利息で預金をさせてくれていたからです。
バブル崩壊以降の日本はゼロ金利時代が続き、現在においても1%割るほどの低金利です。
仮に1000万円を貯金しても1年後には1001万円にしかなりません。
ペイオフも解禁され、1000万円以上の預金に関しては国も守らないと宣言されたのに、
私たちは貯金だけしていていいのだろうか、という疑問からこのサイトは作られました。
「自分の資産を安全確実に増やすには、どういう知識が必要か」を筆者が自分なりにまとめています。
自分の次に大事なものという表現や、お金のために働いて何が悪い、という言葉があるように、お金は生きる上で大事な要素のひとつ。
そのわりにはあまりに安易にお金をリスクに晒す人が多い気がしています。
日本は世界に比べ金融の情報が乏しい国だといえます。
投資信託・分配金利回りランキングは、こう見ないと損をする!
あなたがこのサイトに訪問したということは、
投資(または投資信託)に関心があり、かつ、利回りを重視したい
または
投資(投資信託)に関心があり、分配金(配当金)が出るタイプを探している
ということが予想されます。
しかし、ここにはすでに矛盾があります。
つまり、利回りを重視したいなら、分配型の投資信託は選択してはいけません。
理由は、運用者にとって、毎月配当を出すのは負担が大きいからです。
分配型ランキングや配当金ラインキングを探すことははっきりいって無意味です。
もう少し詳しく話をしましょう。これらの話は、基準価額の算出方法を理解していれば一目瞭然です。
あくまでの「総量」だけを数値化した基準価額
ここでは基準価額の値付けの仕方を簡単にイメージで表してみました。
ある投資信託の基準価額が10000円で一か月後に12000円になっていたとします。
(為替の影響は受けないとします)
この場合、基準価額が上昇したのは、純資産総額の増加によるところがおおきく、運用益が下がっていても価額が上昇することがあります。
これは分配金(配当金)拠出型ではないので、毎月分配型(配当金)タイプの投資信託では、以下のイメージとなります。
つまり、毎月分配型の投資信託をランキング等で探しても、確実にチェックしなければならない点は以下になります。
この差分が、毎月プラスじゃないかぎり、あなたの投資金はマイナスであるということを理解する必要があります。
しかし、実は投資信託において、実際に自分のお金がどれくらい増えたか(減ったか)を理解することがとても難しいのが現状です。
投資は単純です。
が、プラスかどうか、で投資の結果を判断できるのですが、これがなぜか投資信託では非常に見えづらいのです。
その意味では、資産運用会社は、運用の自信がある分、資金がどれくらい増えたか、というシンプルな成績をだしているところが多いので、参考にしてみるのもよいでしょう。
しかし、だいたいの方が、証券会社や銀行の営業の方に勧められたことをそのまま鵜呑みにし、投資信託やファンドを購入しています。
そして、窓口担当が目減りしたといえば、ああ、そうなんだ・・・・・とそのままうなだれる。ほとんどの方がこんな感じではないでしょうか?
よく考えてみますと、それはかなりご自身の資産をリスクに晒していることだと筆者は考えます。なぜなら、販売担当の営業は自身の営業成績と、販売会社は自社におちる手数料のことだけを考えて、投資信託を売っているからです。
顧客の資産が目減りすることは、ある意味販売会社側からすればどうでもいいことなのです。この点を考えると金融機関の営業の言葉を信じて彼等の勧める投資信託やファンドを何も考えずに購入するのはNGな行為です。
ちなみに筆者も投資信託を買い始めの頃には、このようなNG行為を何度も行い、痛い目に遭いました。そこでの経験をスタートとし、自身で学び知識を蓄え、このサイトを立ち上げるに至っています。
もちろんまだまだ経験不足なことは否めませんが、これから投資信託をはじめようという方にとっては、十分な内容であると自負しております。特に投資信託の最適な購入元について特集しているこちらのページは、投資信託に興味があるあなたには絶対に目を通していただきたいので、最後にリンク先をご紹介させていただきます。
⇒投資信託はどの金融機関で買うのがベストなのか?
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Japan Asset Manegement |
最近注目を集めているIFA。IFAという特定の金融機関に所属しない以上、自社商品に囚われず中立的な立場から投資信託選びの助言が可能。国内・海外問わず数多くの投資信託を扱っており、彼等に投資信託の相談をあなたにぴったりな商品を紹介してもらえます。 |
83点 | 10点 |
BMキャピタル |
運用先は国内株式。独自の分析と緻密な戦略により高いリターンを狙う。ファンドマネージャーは東大出身で外資系投資銀行での就労経験も持つ。ファンドは四半期毎にレポートも出しているので、投資信託に近く分かり易い。 |
81点 | 9点 |
野村證券JPMザジャパン |
99年以降、安定した運用が特徴。アベノミクス以降、日本株の流動性が高いため注目を集めている。 |
56点 | 6点 |